『出口戦略を考えよう!~M&Aで海外へ進出!?~』~Lesson.27
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9/7(金)夜オープンです!
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おはようございます。
Colorz Journal事務局です。
先月の日本的M&A推進財団・第二回全国大会にお越しいただいた方々、誠にありがとうございました。
たくさんの士業の方、経営者の方々にお越しいただき、事務局として協力させていただいたColorzからも感謝申し上げます。
大会の中で、親族外の事業承継のお話や日本的M&Aの成功事例など、これからの中小企業の将来には絶対必要な内容ばかりでしたが、
そこに関連して今回は、ある有名企業の世界進出成功の秘密=M&Aという事例をご紹介したいと思います!
それでは今回はこのテーマで参りましょう!
■今日のテーマ『出口戦略を考えよう!~M&Aで海外へ進出!?~』
☆財務戦略を考えよう!☆
1、M&Aとは?
既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、おさらいです。
企業の出口は、5つ:1.IPO(上場) 2.M&A 3.事業承継 4.清算 5.倒産 です。
その中のM&Aとは、Merger and Acquisition(合併と買収)の略で、企業の合併や買収の総称です。
2、日本の伝統的な有名企業の戦略とは?
さて、本題に移りましょう。
みなさんよくご存知、「お茶づけ海苔やふりかけで有名な”永谷園”」
永谷園の歴史は古く、江戸時代までさかのぼり、海苔とお茶で有名な”山本山”はメーカーと販売代理店の関係だったことや、お茶漬けの発売はなんと!1952年から始まる、とても歴史ある日本企業です。
その永谷園。今や世界中のスーパーマーケットにフリーズドライのお味噌汁や、お茶漬けといった商品を販売展開しています。
この世界進出ですが、裏にはM&Aが隠されていたことをご存知でしょうか??
その戦略は創業者の亡きあとに研究開発→M&Aに変化していくわけですが、
2008年に藤原製麺(北海道旭川市)の株式51%を取得して連結子会社化し、同社子会社のふじの華と共に傘下に収めます。
その後、2013年には、「シュークリーム専門店の”ビアードパパの作りたて工房”」など手がける麦の穂ホールディングスを買収しました。
これは、永谷園が洋菓子市場に参入したいわけではなく、”海外進出”のためだったんです。
その時すでに”ビアードパパ”ブランドで台湾・中国・米国・カナダに進出していた同社のグローバル企業としてのノウハウが必要だったんだと思います。
その後、フリーズドライ食品メーカーを傘下に収める英ブルームコ社を買収し、国内外でのシェアを拡大していっています。
3、M&Aの未来とは?
買収ばかりして、本来の企業目的・理念は合っているの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
「味ひとすじ 永谷園」のキャッチフレーズで、家庭で簡単に和食を味わえる食品文化を支えていくことが目的の永谷園。
その意向は今も変わらず、食品文化を伝えていく理念・目的はM&Aをしたからといって変わってませんよね。
更にいうなれば、食品文化を日本国内のみならず、海外に伝えるという目的に向かって、加速しつづけています。
直近に買収したフリーズドライ食品に強い会社のおかげで、「お茶漬け」が世界で日本食の代名詞になる日は近いかもしませんよね♪
※みなさんも是非この機会に、出口戦略について考えてみてくださいね☆
それでは次回もお楽しみに!
Colorz Journal,Have A Colorful Day♪