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「資本金はいくらにする?~創業融資のお話~」~Lesson.4~

おはようございます!
Colorz Journal事務局です。
 
「No reform, No growth!」 
 
先日、朝のニュース番組を見ていたら、ふと、この言葉が耳に入ってきました。
 
「改革なくして、成長なし」という小泉元首相の言葉ですよね。
 
財務コンサルをしていると痛感するのが「キャッシュなくして、成長なし」ということ。
 
今回は創業時のキャッシュについて、お話ししたいと思います!
 

■今日のテーマ『資本金はいくらにする?~創業融資のお話~』
 
★財務戦略を考えよう★
 

1、資本金はいくらでも良い
 
先にご紹介した小泉政権時代(2006年)に施行された会社法により、
 
資本金1円でも株式会社の設立が可能になったのは、みなさんご存知かと思います。
 
※旧商法では有限会社は最低300万円、株式会社は最低1,000万円必要とされていた資本金(最低資本金制度)が廃止されました。
 

2、資本金はいくらにする?
 
しかし、当たり前ですが、1円で会社運営はできませんよね。
 
資本金をいくらにするかを税務面から考えると、消費税の免税メリット、中小企業向け特例措置、均等割り、外形標準課税等、いくつかの論点があると思いますが、
一般的には資本金を小さくするほうがメリットがあるものばかりです。
 
一方で、財務面から見ると、資本金は多いほうが良いに決まってます。
 
キャッシュがなければ潰れてしまいますし、成長もできませんから。
 
最低限の資本金の額は、事業に必要なキャッシュから逆算すべきです。
 

3、創業融資を活用しよう!
 
そのキャッシュが用意できない場合に「創業融資制度」を利用することになると思いますが、
 
その際にも必要な融資額から逆算した自分で貯めたキャッシュがないと、取り扱ってもらえません。
 
だいたい、創業融資の金額は自己資金の2倍ほどと言われています。
 
政策金融公庫と保証協会から2倍ずつ借りれば、4倍にできる計算ですね。
 
でも忘れてはいけないのが“自己資金の”4倍ということです。
当たり前ですが、1円しかなかったら4円にしかならないわけです。
 
創業期には赤字になってしまいがちです。
運転資金の為にも、絶対にキャッシュをもっていなければいけない時期ですよね。
 
ですから、まずはしっかり貯める。
そしてチャンスを活用し、潤沢なキャッシュを持って勝負する。
 
「キャッシュなくして、成長なし!」
 
これが戦略的な起業です。
 
戦略的な会社経営は創業前から始まっているんですね。
 

Colorz Journal,Have A Colorful Day♪ 

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冨山和彦著の『AI経営で会社は甦る』です!
 

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AIを解説した本が溢れていますが、本書はいわゆる「AIが人間の仕事を奪う」という単純な内容ではありません。
 
AIが、私たちのビジネス、企業、働き方に対して、これからどのような影響を与え、変化していくのか?
 

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人間は走るのが苦手だから鉄道や自動車が発明されたが、
それによって仕事が減った訳ではない。
 
むしろ新たな仕事ができた、と。
 
手紙を運ぶ飛脚の人はいなくなるが、郵便局ができ、自動車産業が発達し、それに関連した新たな仕事が生まれています。
 
人間が苦手な仕事はAIに任せてしまえば良い。
その先には、人間が快適だと思う仕事が新たに生まれてくるはずです。
 
AIによって、「産業構造」「稼ぐ仕組み」が激変し、新しい仕事が生み出されてきます。
 
経営者の方々には、新しい何かが生まれる、
そんなビジネスチャンスを感じて頂きたいと思い、ご紹介させていただきました。
 
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